投資信託を上手く使って資産を増やす。投資は時間に勝る効果はない!始めるのであれば今すぐに。
投資の話をしていると、必ず上がってくるのが投資信託の話題。過去に開催したお金の勉強会でも投資信託って結局どうなの?という会話が必ず上がっていました。
本当にこれで大丈夫なの?もっとよいやり方があるのでは?
本などで勉強して一人でコツコツやってはみたものの・・・という方が多い印象があります。そこで、投資信託というテーマで勉強会を開催することに決めました。
勉強会の様子
今回は14名の参加となりました。
- 口座は開設したものの、商品数が多すぎてどのように商品を選べばいいのか分からない。
- 1年運用してみたものの、このままの状態で大丈夫なのか不安。
- 他の投資は経験しているけど、投資信託については手を出せていないため、どのようなものかを知りたい
など、参加目的はさまざまでした。
だからこそ、多様な観点から質問が上がったり、参加した皆さんから貴重な経験談をお聞きすることができたり。投資信託の話に留まらず、投資全体から見た投資信託の位置付けという観点での勉強会になったかと思います。
内容について
投資信託とは
投資信託は少額から投資ができ、かつ世界中に分散させることができるため、気軽に始めることができるのが大きなメリット。ただし、元本保証はなく、必ずしも高収益を取れるとは限りらないので注意が必要。
買う場合、コストが割安(手数料がなるべくかからない)で、自動積立ができるインデックス投信を使って国や投資商品(株、債券)を分散させて投資するのがおすすめ。
バランス型投資信託ファンドを使って1本で分散投資する方法もある。バランス型投資信託ファンドは自分でポートフォリオを組んだりリバランスを行う必要がないため、本当にほったらかしにすることができる。
どちらにせよ、ドルコスト平均法で購入時期を分散させ、かつ複利の効果を狙うために長期保有させること。結果が目に見えて良くなってくるのは4、5年経ってから。
投資信託の種類
- 積極的運用(アクティブ型) →ファンドマネジャーが運用する。手数料は高め。
- 消極的運用(パッシブ型(インデックス投信)) →日経平均やTOPIXといった指数に連動する。手数料が安い。
かかる手数料
- 販売手数料→買う時にかかるお金
- 信託報酬→投資信託を買っている間、毎日かかる。
- 信託財産留保額→売る時にかかるお金(最終的に出た利益から○%引かれる)
※販売手数料や信託財産留保額がかからないものもある。
確定拠出年金について
確定拠出年金(DC)は投資信託を利用した年金制度。2017年1月から、今まで加入できなかった主婦や公務員も加入できるようになった。
確定拠出年金は、60歳まで下すことはできないが、所得控除の対象となるるため、所得税・住民税が安くなる。また手数料も安く、普通に投資信託を証券会社で買うよりもお得。老後資金が目的ならメリットが大きいため、是非検討を。
既に会社で導入しているという方も「マッチング拠出制度」を導入している会社は積立額を増やすことができるため、確認してみるとよい。
投資において重要なこと
人から勧められるまま購入しない。必ず、購入する前に自分で確認する(どのような商品で、リスク・利回りがどのくらいあるのかを自分で確認すること)
投資は余裕資金で行う。元本保証されているわけでないことを忘れない。投資は時間に勝る効果はない。始めるのであれば今すぐに始め方がよい。
所感
私自身、初めの投資はインデックス投信です。もうすぐ8年目に入る所ですが、コツコツ続けていったら少しずつ成績が出始め、今では定期預金では絶対に得ることができない成績に驚いています。
投資信託は仕組みを作って長期間続けていれば、知らぬうちに資産を増やすことができる投資方法だと確信しています。そして、少額から始められる投資信託は投資の第一歩として初めるには持ってこいだと改めて感じました。
知れば知るほど深いお金ですが、話を聞いたり色々な投資を試したりしながら投資感覚をどんどん養っていきたいです。